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サンゴ礁の現状
平成17年6月の調査結果からは、瀬良垣の水深2m地点以外では、目立った被度の変化は見られなかった。瀬良垣調査海域付近では3月末から4月にかけて個体740個体が駆除されており、被度の低下(11%→2%)はオニヒトデ740個体の食害によるものと考えられる。近年では駆除は2月に実施されていことから、今年度の駆除時期が遅れことが被害の原因と考えられる。
その他の海域についても、幼群体の加入が見られるにもかかわらず被度の上昇が見られていない場所が多い。これは加入した群体がオニヒトデによる捕食を受けていることを示唆している。幼群体が散在している場合、オニヒトデ1個体の捕食行動によって短期間に複数の個体が連続的に被害を受ける。したがって、オニヒトデの個体数低下が直ちにサンゴ類の被度上昇につながらない可能性があり、多くの海域で継続した駆除活動が重要と考えられる。
目視によるサンゴ類被度の調査結果は下の表のとおり。
また、礁斜面(特に北部海域)でサンゴ類の幼群体が多く見られる場所(ホーシューやミッションビーチ前など)では、これらの幼サンゴ群体が順調に成育できるよう、注視する必要がある。
恩納村沿岸のサンゴ礁生態系保全の観点から、これらの重要監視区域候補地のうち、礁池(イノー)では漁業者を中心とした、礁斜面ではダイビング関係者を中心とした監視体制を整備することが重要と考えられる。
その他の海域についても、幼群体の加入が見られるにもかかわらず被度の上昇が見られていない場所が多い。これは加入した群体がオニヒトデによる捕食を受けていることを示唆している。幼群体が散在している場合、オニヒトデ1個体の捕食行動によって短期間に複数の個体が連続的に被害を受ける。したがって、オニヒトデの個体数低下が直ちにサンゴ類の被度上昇につながらない可能性があり、多くの海域で継続した駆除活動が重要と考えられる。
目視によるサンゴ類被度の調査結果は下の表のとおり。
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調査によって確認された特にサンゴ類の被度が高い場所については、サンゴ類保全のための重要監視区域として注視する必要がある。また、礁斜面(特に北部海域)でサンゴ類の幼群体が多く見られる場所(ホーシューやミッションビーチ前など)では、これらの幼サンゴ群体が順調に成育できるよう、注視する必要がある。
恩納村沿岸のサンゴ礁生態系保全の観点から、これらの重要監視区域候補地のうち、礁池(イノー)では漁業者を中心とした、礁斜面ではダイビング関係者を中心とした監視体制を整備することが重要と考えられる。
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