1. なぜ恩納村がGreen Finsに取り組むのか

なぜ恩納村がGreen Finsに取り組むのか

Green Finsはサンゴの村宣言SDGsプロジェクトの一環

恩納村は2018年に「サンゴの村宣言」をし、2019年に「SDGs未来都市」に選定されました。サンゴを守ることで持続可能な村を実現するため、SDGsの考え方を用い、環境・経済・社会の3つの軸で、さまざまな取組みを行なっています。

現在、環境と経済に関わる取組みの一つとして、環境に優しいダイビングやシュノーケリングの国際的なガイドライン「Green Fins(グリーン・フィンズ)」の導入を進めています。



恩納村ではサンゴを守る取り組みを古くからしてきました。漁協ではサンゴの養殖活動や赤土対策などを積極的に行なっています。村民も自発的にビーチクリーンを実施したり、村民によるNPO法人沖縄O.C.E.A.Nで2013年に開催された環境フォーラムではReef-World財団からGreen Finsの説明が行われたりしたこともありました。
2018年にサンゴの村宣言を行なったことで、村主導でサンゴを守る取り組みはさらに広がります。
 
Green Finsは2019年にSDGs未来都市の取り組みとして導入が始まりました。
環境分野の目標である「サンゴなど豊かな自然あふれる社会の実現」と経済分野の目標である「サステナブルツーリズムの実現」の両立を実現するためです。

Green Finsサイクル
Green Finsの導入により恩納村が目指すサイクル

環境分野の目標に関しては、恩納村の産業や住環境が豊かな自然環境から多大なる恩恵を受けていることが背景にあります。そのため、恩納村では漁業者が自らサンゴの養殖や赤土流出防止の取組みを行なったり、ダイビング事業者が海中清掃やリーフチェック(サンゴのモニタリング調査)を行なったりしてきました。このような環境保全策の一環として、Green Finsをマリンアクティビティの商品に組み込み、仕組化することで、豊かな自然あふれる社会を持続可能なものにしていきます。

経済分野の目標に関しては、恩納村内で持続可能で高付加価値な観光商品開発のニーズが高まっていることから、人気の観光商品であるダイビング・シュノーケリングのブランド化を推進させていく意味合いがあります。Green Finsの取組みによって環境配慮をとおして体験の質を上げることで付加価値を向上させ、世界中の観光客から選ばれ、また来たいと思ってもらえるエリアとなり、サステナブルツーリズムを実現します。

【問い合わせ先】
恩納村SDGs推進事務局 担当:積田(つみた)
sunna.sdgs@gmail.com

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〒904-0492 沖縄県国頭郡恩納村字恩納2451番地
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