おたふくかぜ
この予防接種は、予防接種法に基づかない任意予防接種です。 接種にあたっては効果や副反応、健康被害救済制度などを理解したうえで、検討してください。 ※ワクチン接種についてご心配なことがありましたら、必ず接種を行う前に主治医または健康保険課へご相談ください。
対象者
1歳の誕生日から小学校就学前の方 (ただし罹患したことのない方)
※恩納村での費用助成は 1人につき1回のみです。
接種回数と間隔
接種回数は1回でも予防効果は認められますが、日本小児科学会は確実に免疫をつけるため2回接種を推奨しています。
・1回目:1歳~1歳4か月未満に1回を推奨
・2回目:5歳から7歳未満に1回を推奨
接種までの流れ
① ワクチンの効果・副反応、助成の対象条件等を確認する。② 医療機関へご予約を行う。 下記の医療機関リストをご参照ください。
③ 予防接種を受ける。
★必ず親子健康手帳(母子手帳)をご持参ください。
★予診票は医療機関のものをお使いください。役場からの予診票発行・発送はございません。
主な予防接種受託医療機関
下記医療機関以外でも無料で接種できることがあります。予め医療機関へご確認をお願いします。医療機関名 | 電話番号 | |
恩納村 | 恩納クリニック | 098-966-8115 |
恩納村 | 西大條診療所 | 098-966-1100 |
金武町 | おくまクリニック | 098-968-5017 |
金武町 | きんクリニック | 098-968-2145 |
宜野座村 | かんな病院 | 098-968-3661 |
名護市 | 儀保小児科内科医院 | 0980-53-4833 |
読谷村 | そけん小児科 | 098-958-1544 |
うるま市 | 山田小児科内科医院 | 098-965-3577 |
うるま市 | みのり内科クリニック | 098-965-7770 |
うるま市 | 県立中部病院 | 098-973-4111 |
南風原町 | 県立南部医療センター・こども医療センター | 098-888-0123 |
名護市 | 県立北部病院 | 0980-52-2719 |
★予防接種は予約制のため、希望する医療機関に必ずお電話にてご予約ください。
・キャンセルされる場合は、早めにお電話してください。
・親子健康手帳(母子手帳)を忘れずに持参しましょう。
※本島内の医療機関ではほぼ無料で接種できます。離島や県外では償還払いでの接種が可能です。 償還払いの場合は医療機関で一旦予防接種費用をお支払いし、役場窓口で申請手続きが必要です。
※この予防接種は任意の予防接種のため、医療機関のよってはワクチンを置いていないところもあり ますので、ご予約の際に必ずご確認ください。
自己負担で接種した方へ(国内の医療機関に限ります)
恩納村役場窓口にて償還払い申請手続きが必要です。有効期限は接種日から1年以内です。持ち物
①医療機関から受け取った領収書 (おたふくかぜ予防接種を行ったことが明記されたもの)②接種日、使用したワクチンが分かる書類または親子健康手帳(母子手帳)の予防接種ページ
③保護者名義の振込口座番号等がわかるもの(預金通帳等)
④印鑑(認印可)
健康被害の補償について
今回の予防接種は、市町村の行政措置に基づき実施する予防接種であり、万一医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による 医薬品副作用被害救済制度及び恩納村が加入する予防接種事故賠償保険による補償を受けることができます。上記の点を十分ご理解したうえで、お子さまへの接種の判断をお願いいたします。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とは?
おたふく風邪ウイルスによって引き起こされ、咳やくしゃみなどでウイルスに感染し、2~3週間 の潜伏期を経て、両方または片方の耳下腺(耳の下からほほにかけて)がはれます。はれは痛みますが、赤くなったりはせず、3日くらいでピークを迎え、1週間から10日程度で消失します。 その他の症状としては、発熱が多く、頭痛、倦怠感、食欲低下などもあります。感染しても症状 がでない方が30~40%います。3~6歳頃に罹りやすく、合併症として、無菌性髄膜炎、難聴 (多くは片側性で回復は見込めない)、脳炎、膵炎などがあり、思春期以降にかかると精巣炎や卵巣 炎をおこすこともあります。おたふくかぜワクチンの効果
2~4歳の間におたふくかぜワクチンを1回接種した人のうち、90%以上の人に免疫ができ、おたふくかぜにかからなくなったり、かかっても軽くすんだりします。おたふくかぜワクチンの副反応
注射部位の赤み・はれ、発熱や軽度の耳下腺のはれ、発疹、じんましん、かゆみを認めることがありますが、これらは通常、数日以内に自然に治るので心配はいりません。重い副反応として非常にまれですが、ショック、アナフィラキシー様症状、無菌性髄膜炎、急性散在性脳脊髄炎、脳炎、脳症、急性血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎の報告があります。接種から2~3週間後に頭痛、嘔吐等 がみられた場合は、ワクチンによる髄膜炎発症の可能性があるので注意しましょう。 接種後、高熱などの異常がみられた場合は、医師の診察を受けましょう。
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