日本脳炎
平成17年より、過去に使用されていたマウス脳由来の日本脳炎ワクチンと急性散在性脳脊髄炎(ADEM)との関連性が否定できないとして、積極的な勧奨を差し控えていましたが、その後新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養ワクチン)が製造され、平成21年6月2日より第1期予防接種に、平成22年8月27日以降は第2期の予防接種にも使用可能となっています。
対象者
1期 生後6ヵ月~7歳6ヵ月になる前日まで(標準的には3歳の誕生日を過ぎてから)
※3歳になる前に接種希望の方は、予診票を発行できますのでお問い合わせください。
2期 9歳~12歳の間
接種回数と間隔
合計4回
1期初回:1~4週間の間隔をあけて2回接種
1期追加:1期初回終了後、おおむね1年後に接種
2 期:9歳の誕生日を過ぎたら1回接種
※平成17年からの積極的勧奨差し控えにより、接種機会を逃した方へ
特例①(平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの方)
20歳未満の方であれば、1期と2期の未接種分を定期接種として接種できます。
例) 対象年齢であり、
(1)1期を1回も接種していない ⇒1期3回・2期1回を接種
(2)1期を1回だけ接種している ⇒1期2回・2期1回を接種
(3)1期を2回接種している ⇒1期1回・2期1回を接種
(4)1期は完了、2期未接種 ⇒2期1回を接種
特例②(平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方)
9歳から13歳未満の間に、1期と2期の未接種分を定期接種として接種できます。
例) 対象年齢であり、
(1)1期を1回も接種していない ⇒1期3回・2期1回を接種
(2)1期を1回だけ接種している ⇒1期2回・2期1回を接種
(3)1期を2回接種している ⇒1期1回・2期1回を接種
(4)1期は完了、2期未接種 ⇒2期1回を接種
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